Izuzuki Diver

伊豆のサカナ図鑑 > ハゼ > ハナハゼ

ハナハゼ

Ptereleotris hanae

解説

ハナハゼこのサカナは伊豆では砂地にフツーにいるサカナですが、初めて見たときは、僕のそれまでのハゼのイメージを一新してくれました。そのときは、夏場の富戸で透明度が良くなかったせいか、長い尾鰭をなびかせてフラフラとホバリングする姿は幻想的でありました。
このサカナ、写真を撮ろうと思って近づくと、テッポウエビダテハゼが暮らす巣穴に逃げ込んじゃうんだけど、嫌がられてはいないんだろうか?だって、ハナハゼは子供のときは群れて暮らすみたいで、そんな群れに近づくと何匹も何匹もテッポウエビの巣穴に逃げ込んで行くんです。巣穴の中にはハナハゼが固まりになって詰まっているのカナ?なんて想像するとちょっとトリハダ。。。。(^~^)
(2017-08 大瀬崎 -10m)

ハナハゼygこんなに赤っぽいクロユリハゼ系のチビは見たことなかったんで、ワクワクして撮影したのですが、図鑑をチェックするとハナハゼのようでした。チビが赤っぽくなることはわりとフツーのこと?
(2006-10 IOP -20m)

ハナハゼのディスプレイハナハゼってオトナになると常にペアってイメージだったんだけど、この日は20~30匹がユルく群れていました。
そして、ゼブラハゼみたいにヒレ全開&アゴからトゲ出してディスプレイしていました。
このディスプレイ、求愛っぽくもないし、テリトリー争いのようにも見えないし、ゼブラハゼも同様ですが、意味が分かりません。(^^;;
(2017-08 大瀬崎 -10m)

お勧め Watching Point

伊豆の砂地ならどこでもという感じです。

レア度

★☆☆☆☆:伊豆で周年会える普通種です。