Izuzuki Diver

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センウマヅラハギ

Thamnaconus multilineatus

解説

センウマヅラハギ「今週の〇〇~!! 第631回 安直ネーミングなサカナ(2019-06-03)」より
水中で異彩を放っていたこのサカナ、一見ヨソギみたいですが腹に細かい縞模様があります。
シーキング常連のDさんはシマヨソギと命名してましたが、惜しい!センウマヅラハギという、予想をはるかに超えてくる安直なネーミングのサカナでした。(^^)
本来深場に棲むサカナのようで、ネットで検索しても古い図鑑をひっくり返しても生態写真は出てこないので、ひょっとしたらひょっとして〜生態写真は世界初?(笑)
(2019-06 大瀬崎 -40m)

センウマヅラハギの成魚「今週の〇〇~!! 第790回 納得感のない出現頻度up(2024-06-16)」より
初めてセンウマヅラハギに出会ったときは、こんなサカナにはもう二度と会えないかもしれないと思ったものですが、最近はチョイチョイ目撃情報も聞くので、出現頻度が上がってるサカナなのかもしれません。
これも冬場にあまり水温が下がらない影響なのでしょうか?
魚類検索には水深120-150mに棲息してると書いてある深場のサカナが、冬場の水温が下がらないからって浅場に上がってくるってのは、納得感がないですけど。。。
いずれにせよ、出現頻度が上がってるということで、2回目の出会いは冷静に迎えられたわけですが、今度は成魚のペアだったので、これはこれで嬉しい出会いでした。でも、あまり寄らせてくれませんでした。成魚だから遊泳力があるので、逃げの体制に入られると、もうお手上げですね。(^^;)
(2024-06 大瀬崎 -50m)

センウマヅラハギ柵下@大瀬崎でも出会ってしまいました。シーキング常連のKさんも出会ったと言っていたので、定着しているのかもしれませんね。それにしても、なんで目撃例が増えたんでしょう?実は死滅回遊魚だったりする?
(2024-10 大瀬崎 -45m)

お勧め Watching Point

砂地と岩場の中間的な海底で、岩に寄り添っていました。

レア度

★★★★☆:なかなか出会えないと思います。ラッキー!