Balistoides conspicillus
モンガラカワハギは柄が派手なので、水族館やイラストなどでノンダイバーにも結構知られている魚なのではないでしょうか。
モンガラカワハギの仲間にはわりと気が強い魚が多いんじゃないかなーと思うのですが、このモンガラカワハギはあまりダイバーが近づくのをよしとしてないみたいで、カメラを向けると足早に去って行きます。
基本的には伊豆にはいない魚なのですが、夏から秋にかけて子供が伊豆に現れることがあります。子供は親とは違う柄を持っていて、なかなか愛らしい風貌をしていることもあり、それを見るためにダイバーの列ができるほどの人気です。ただ、伊豆に現れたモンガラカワハギの子供は、冬には寒さに耐え切れずに死んでしまいます。このような魚を死滅回遊魚というのですが、なぜか死滅回遊魚の幼魚は、本来の生息海域より伊豆のほうが見られるような気がするのは、僕の思い過ごしでしょうか。
(慶良間にて)
幼魚は伊豆にも時々現れます。成魚も伊豆で稀に会えるみたいです。
★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!
コイツは伊豆にやってくる死滅回遊魚の定番ですが、チビは何故か今まで僕とは縁がありませんでした。
八丈島で一度会ったことがあるにはあるんですが、すぐに隠れられちゃったし。。。
やっぱり撮るなら伊豆に現れたコですね。(^^)
(2002-08 IOP(伊豆海洋公園) -19m)