Izuzuki Diver

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ハタタテダイ

Heniochus acuminatus

解説

ハタタテダイ僕は今まで、ハタタテダイとムレハタタテダイを真面目に見分けるのは半分あきらめていたのですが、「磯採集ガイドブック」に両者の見分けかたが載ってるのを見て、見分けてみたくなりました。
今まで僕が認識してた両者の違いは、
(2005-10 大瀬崎 -8m)

ハタタテダイ ムレハタタテダイ
背ビレの棘の数は 11本 12本
臀ビレの一番長いナンジョウまで黒いか 黒くない 黒い
鳩胸か フツー 鳩胸

だったのですが、その本には、

ハタタテダイ ムレハタタテダイ
背ビレの黄色い部分と黒いバンドの間に白い部分があるか ない ある
ビビらせた時に顔が黒くなるか 黒くなる 黒くならない

という見分け方が追加されてました。ビビらせた時の顔はともかく、背ビレのところの白は使えそ~!と思って写真をじっと見てみたのですが、、、やっぱりよくわかりません。オトナになるとこの特徴はハッキリしなくなっちゃうのだとか。。。
結局、背ビレの棘数を数えてしまいました。(^^;;

越冬したハタタテダイコロナによる緊急事態宣言明けの6月に湾内@大瀬崎で出会った個体。
この時期にこのサイズってことは、多分越冬したんだと思います。でも、ハタタテダイは越冬しなくても結構なサイズに育つので、あまり違和感を感じないですね〜。
(2020-06月 大瀬崎 -13m)

ハタタテダイのペア2021年は、もう当たり前の顔して越冬していました。しかもペアになっちゃって。。。
よーし、そっちがその気ならこっちも妄想しちゃうぞ!
「・・・どんなふうに産むんだろう・・・」
(2021-04月 大瀬崎 -9m)

お勧め Watching Point

ムレハタダテダイに比べるとやや内湾チックかも。そして、群れてない。(笑)

レア度

★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!