Izuzuki Diver

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ハゲブダイ

Chlorurus sordidus

解説

ハゲブダイ「今週の〇〇~!! 第427回 せっかく種類が判明しても・・・(2010-10-11)」より
2010年の伊豆は死滅回遊魚の当たり年で、今まで伊豆では聞いたことの無いようなサカナがいろいろ見られているようですが、岬の先端@大瀬崎の浅場もいろんなブダイのチビッコに溢れていて、個人的にはアツイものがあります。でも、片っ端から種類がわかりません。そのうちわかる日も来るサとばかりに片っ端から撮影するのみです。そんな中でも、すぐに種類が判明したのがコイツ!!ハゲブダイです。やっと名前がわかるヤツがいたと思ったらハゲ・・・だなんて、、、サカナには罪が無いけどちょっとガッカリです。。。
(2010-12少しまともな写真が撮れたので入れ替えました)
(2010-12 大瀬崎 -8m)

ハゲブダイの少し育った幼魚尾ビデが白くなって付け根に黒い点が付いてるステージを見ると、体型とか色味が同じなコイツもハゲブダイと言っちゃって良さそうです。
(2010-10 大瀬崎 -2m)

小さめのハゲブダイ・・・とすると、コイツもハゲブダイのようです。ヒレが切れやすいのもハゲブダイの特徴なのでしょうか?
(2010-10 大瀬崎 -2m)

黒斑が目立たないハゲブダイコイツはウロコの先の方に褐色の斑がありません。だからハゲブダイだろうってことにしていましたが、結局あってもなくてもハゲブダイで良いのかも。
(2010-12 大瀬崎 -6m)

尾柄が白っぽくて黒斑があるのがハゲブダイygの特徴だと思いますが、尾柄が黒くならないヤツラもいるみたいな。。。

激しくシマシマなハゲブダイこんなにハッキリ縞々が出てるヤツがハゲブダイだとは思いませんでした。当サイトではずっと不明種でしたが、Facebookでどーらさんに尾が白くて黒斑がある体色とコイツとの中間的な色を出してるヤツの写真を見せていただき、納得しました。(^^)
(2010-12 大瀬崎 -7m)

おでこから背ビレにかけてのウロコの数(背鰭前部鱗数)が4で、胸ビレナンジョウ数が14ってものハゲブダイに一致しています。。

「今週の〇〇~!! 第434回 そろそろ終わり(2011-01-16)」より
傷だらけの個体水温が下がってボロボロになったブダイのチビッコがいました。もっともコイツラは11月ぐらいからジモチーなベラどもの攻撃を受けてヒレはかじられてることが多かったのですが、水温が下がってきてそのイジメがエスカレーションしてきたようです。死滅回遊魚が姿を消すときって、動きが鈍くなったところをアナハゼやエソの餌食になるのかと思っててけど、その前に縄張り争いに敗れたときの傷のほうが、命にかかわることもあるのかもしれません。
(2011-01 大瀬崎 -6m)

コイツは、ウロコの端に褐色の斑があることから、ハゲブダイとは別の種類と考えていましたが、最近顔がハゲブダイに見えてきたので、ハゲブダイにまとめちゃいます。

点とシマシマが共存するyハゲブダイハゲブダイ特有の尾柄が白くて黒い点があって、かつ、はっきりしたシマシマの個体です。このような個体を見ると、シマシマのヤツもハゲブダイだと納得できます。
(2021-09 大瀬崎 -3m)

黒いハゲブダイ黒っぽくてシマシマが見えないタイプです。不思議とコイツと一緒にいるハゲブダイのチビッコは、やっぱり黒っぽくてシマシマの無いタイプでした。鏡があるわけでも無いのに、自分と同じタイプの個体と連むのはナゼなのでしょうね。
(2022-09 大瀬崎 -6m)

お勧め Watching Point

岬の先端の棚の上に屯ってました。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!

特徴

伊豆で出会える幼魚は、尾柄が白くて黒い点があればハゲブダイで間違い無いですが、その目印が分かりにくいヤツも多いです。なんとなく赤茶色っぽいのはハゲブダイの可能性大!