Hemigymnus fasciatus
ゴミに擬態している系のベラ幼魚は、体をくねらせながらヘロヘロと逃げるので、撮るのは大変です。捕食者からも「めんどくせー」と思われるのか、生存率は高いように思います。
ちなみに、タレクチベラの幼魚とよく似ているのですが、身体のスジがだいたいみんな同じ太さだったらシマタレクチベラで、エラの後ろのスジが太くなるのがタレクチベラです。
(2023-10 大瀬崎 -4m)
岬の先端@大瀬崎の浅場でウロウロしていました。
★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!
コイツは伊豆の海では目立ちすぎます。なんでこんな目立つ模様なのか、いかにも捕食者に目を付けられそうに思うのですが、機敏に泳ぎ回るベラにとっては案外このシマシマが狙いを定めにくくしているのかもしれません。そういえば、写真も撮りにくかった。
(2010-11 大瀬崎 -5m)