Parajulis poecileptera
「今週の〇〇~!! 第289回 寝なくていいの?(2006-03-28)」より
水温13度の大瀬崎にキュウセンのチビがいました。キュウセンと言えば冬眠するサカナとして有名、寒い時期を砂の中でやり過ごして、冷たい温帯の海に適応できたと言われています。でも、水温13度でもチビが平気な顔して泳いでるんだから、もともと低水温には強いんじゃないだろか?だいたい冬眠って言ったって、毎晩砂に潜って寝るキュウセンが、寒くなると朝起きられなくなるだけなんじゃ?だから、元気なチビッコは寒くても砂の布団から飛び起きて元気に泳ぎ回ってるのかも。(^.^)
伊豆では砂地や砂混じりの転石でフツーにいます。
★☆☆☆☆:伊豆で周年会える普通種です。
白地に黒い線が入った♀は、ジミながら特徴的な体色なんで、すぐにキュウセンだとわかりまが、♂はキレイでデカいながらも、似たような色彩のベラは結構いるので、これはこれで特徴が無いサカナとも言えるかもしれません。(笑)
(2005-02 IOP(伊豆海洋公園) -18m)