Halichoeres hartzfeldii
このサカナを初めて認識したとき、IOPの転石の砂場水深15mぐらいに10匹ぐらいの群れを作ってました。
あまり見かけない魚のような気がしたんで、写真を撮ってみたんですが、僕の手元の図鑑ではなんだかわからなかったんです。
だもんで、名前不明の魚としてHP上にも載せてたんですが、別の図鑑を見たら一発でキスジキュウセンだということが判明しました。名前教えてくれた人、ありがとう。お騒がせしました。m(__)m
このように、いつも潜ってる海でも「ハテ、こんなのいたっけ?」って魚が、平然と泳いでるようなことがよくあります。
(1998-12 IOP -15m)
真ん中の線が赤いコイツは数もやたらとたくさんいるし、絶対イトベラのチビだと思ってたんですが、ふと気になって臀ビレの軟ジョウを数えてみたら11本・・・キスジキュウセンだったんだね。(^^;;
ちなみに、イトベラは臀ビレの軟ジョウが10本なのだそうです。
まぁ、よく見れば赤いラインの入る位置が、糸ベラはもう少し背中寄りですね。
(2004-09 IOP -25m)
死滅回遊魚のシーズンになると、IOPの砂地の中の岩には必ず棲んでるイメージです。
★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!
大瀬崎にも白い砂のエリアがあって、そこには毎年のようにキスジキュウセンがやってくるのですが、ここのキスジキュウセンは白いボディに金色のスジが鮮やかに見えます。そして、写真に撮って見ると、白いボディに今度は水色まで浮き上がってきます。1匹で2度キレイな、大変お得なサカナですね。
(2022-12 大瀬崎 -10m)