Izuzuki Diver

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イラ

Choerodon azurio

解説

イラ僕がダイビングを始めて最初に知り合った(?)魚です。すごく人なつっこい魚で、ダイビングをしてると、餌かなんかもらえると思ってるのか、少し遠巻きにうろうろしてることが多いです。最初は、でかいウロコと派手な色したブキミな魚だと思ってたんですが、潜るたびにおんなじ奴が同じところをうろうろしてるので、なんとなく親近感が沸きます。よく見れば顔もなかなかかわいいじゃないか。
(2019-02 大瀬崎 -8m)

聞いた話では、食べてもおいしいとか。。。。

イラygイラの子供はオトナとは全く違う地味なサカナです。
オトナと子供で色が全然違うサカナって多いけど、子供のころはキレイでオトナになると汚らしいサカナがいるかと思えば、コイツラみたいにオトナの方がキレイなのもいるから面白いですね。
イラの子供が地味なのは、オトナの縄張りに入り込んでも攻撃されないためなのかな?
(2012-04 大瀬崎 -33m)

イラ寒さにはあまり強くないみたいで、冬になると岩の亀裂でうずくまってたりします。僕に覗き込まれて、写真を撮られて、かなり困ってる様子ですが、アオブダイみたいに突然飛び出してくることはありませんでした。(^^;;

イラ顔のデカいイラがいました。老成魚でしょうか?老成して顔がデカくなるのは、コイツとネコザメくらいじゃない?
(2023-11 大瀬崎 -8m)

イライラのチビッコは小さければ小さいほど親と印象がかけ離れています。このサイズだと背ビレ立ててゴミのように漂う姿を見せてくれます。
(2025-10 大瀬崎 -26m)

イラ「今週の〇〇~!! 第856回 ぽっちゃりしているだけですが(2025-12-07)」より
コイツは先端@大瀬崎の浅場を流してると、よく見かける個体です。
コイツがいるあたりには他の個体も棲みついていて、いつも2-3匹ウロウロしているんだけど、それぞれがきままにウロウロしていて、2匹出会っても、ちょっと一緒に泳いだりする程度で、特にディスプレイすることなく分かれてしまいます。
そんな生態行動を明かさないイラですが、この日は1匹のお腹がぽっちゃりしている気がしました。「何か起きるかな?」とモーソーが膨んでしまいます。(この日は結局何も起きませんでしたが・・・)
(2025-12 大瀬崎 -6m)

お勧め Watching Point

伊豆の岩礁にはどこにでもいます。南の海では見たことないです。オトナは浅いところでも見かけますが、子供はちょっと深いイメージです。

レア度

★☆☆☆☆:伊豆で周年会える普通種です。