Izuzuki Diver

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クレナイイトヒキベラ

Cirrhilabrus katoi

解説

クレナイイトヒキベラ♂「今週の〇〇~!! 第210回 この夏を捧げた(2004-09-07)」より
5月に♂に出会ってから、「産卵を撮るぞ!!」「♂のヒレ全開を撮るぞ!!」とばかりにこの夏を捧げたクレナイイトヒキベラ♂のヒレ全開です。流れに阻まれたり、見失ったり、IOPになかなか行けなかったりで、この1枚を撮るのにもの凄く時間がかかってしまいました。嬉しいよりホッとしています。(^^
(2004-09 IOP(伊豆海洋公園) -26m)

「今週の〇〇~!! 第27回 クレナイイトヒキベラベラが伊豆にいた(2000-12-29)」より
クレナイイトヒキベラIOPでオグロベラを探しに行ったとき、ベラフェチの友人Pが何やら物凄い勢いでビデオを回し始めた。上がってきてからも、伊豆では見たことも聞いたこともないようなイトヒキベラだったと大興奮。後日、その道の人数人に聞いてクレナイイトヒキベラであることが判明!!伊豆からの記録は初めてであることも判明!!!
そんな凄いサカナだったのか、、、僕には太っちょのオグロベラにしか見えなかった。。。(^^;;
その週の木曜日には、会社休んで再び見に行く事に。。。そしたら、今度はペアでいる事が判明!!!!しかも求愛までしてる~!!!!!ってなわけで、Pのテンションは絶頂に、、、もう、誰にも止められない。しばらくは別のポイントを潜らせてもらえそうもありません。。。(^^;;
(2000-12 IOP -30m)

クレナイイトヒキベラ(5月) バディが最初に見つけてから約半年が過ぎた2001年春、立派に越冬してくれました。いや、もともと伊豆の海に暮らしているのかもしれないですね。少し成長してお腹が真っ白、尾ビレもオレンジ色に変わってきてます。♂になったかな?
(2000-05 IOP -23m)

「今週の〇〇~!! 第157回 座間味のお土産(2)(2003-08-04)」より
クレナイイトヒキベラ僕の中には「座間味=イトヒキベラいろいろ」って図式は無かったんですが、夏場ってこともあって、なかなかどーしてイトヒキパラダイスぢゃないですか~!!
クロヘリニシキはそこらじゅうにたくさん、ちょびっと降りればベニヒレツキノワもちゃんとお出迎えしてくれて、トモシビもチビからバリバリエロエロ光線出しまくりの♂まで各ステージお取り揃え、そしてナニゲに撮ったヤツを後で見たら、あらら、クレナイぢゃないの~。沖縄にもちゃんといるんですネ。(^^)
(2003-08 慶良間 -25m)

「今週の〇〇~!! 第169回 再来(2003-11-19)」より
クレナイイトヒキベラまた出会ってしまいました。3年ぶりの再会です。前回と同じように、今回も2匹まとめて登場してくれました。見てると、普段2匹は少し距離を置いて生活してるみたいなんですが、ときどき一緒に泳いだりして、他の種類のイトヒキベラの群の中にあって、ちゃんとお互いを意識し合ってるようです。
「やはり♂の美しいヒレは、わたくしにこそふさわしいわ。オホホ。」
「何言ってるのよ、あたしの方が2mm大きいんだから♂になるのはあたしよ。フンッ!」
とか言いながら、どっちが♂になるか決めてるのでしょうか?
冬は目前ですが、この先どーなってくのか、求愛ディスプレイは見られるのか、この先が楽しみです。まぁ、ホントはもっと小さいうちに出会って成長を追えたら嬉しかったのですけどネ。
(2003-11 IOP -21m)

「今週の〇〇~!! 第185回 寒くても元気!!(2004-03-16)」より
クレナイイトヒキベラ 今年は順調に水温が下がった冬の伊豆ですが、水温13度の海でもコイツラは元気に泳ぎまわってました。しかも育ってるように見えます。秋にはあれほどたくさんいたクロヘリニシキはほとんど姿を見なくなっちゃいましたが、やはりクレナイは基本的に温帯種なんですね~。
11月にほとんど同じサイズだった近場の2匹は、どうやら雌雄が決したようで、大きさに差が出てきました(写真は大きい方)。なんとか2匹揃って夏を迎えてもらいたいものですネ。
(2004-03 IOP -25m)

「今週の〇〇~!! 第193回 男盛り(2004-05-10)」より
クレナイイトヒキベラ♂ 今年のクレナイイトヒキベラは少なくとも3匹は越冬したはずなのに、すぐ近くで越冬していてペアになるのを楽しみにしていた2匹には、ナゼか会えなくなってしまいました。あーあ、今年も求愛とか産卵は見られないのかなぁ~?とガッカリしていたところ、残った1匹のところにいつの間にか♂が現れてました。(^^
まだまだ本番って感じではないけど、ときどき♀の傍にやってきてはヒレ全開でくるくる回ったりしてます。GW中にはヒレを閉じてる写真しか撮れなかったですが、夏のお楽しみができました。
(2004-05 IOP -23m)

ひょっとしたら、2匹いた場所のうちの1匹(○○~!!185回のヤツ)でしょうか?小さいほうが死んじゃって1匹になったから、場所を移動してきたと考えればつじつまは合いますね~。

「今週の〇〇~!! 第196回 一気に夏模様(2004-06-01)」より
クレナイイトヒキベラ♀2週間ぶりにIOPに行ってみたら、海の中の様子が一変してる~!!
列を作って産卵場に向かうとおぼしきホンベラ達、岩を巡回するキンチャクダイ達など、サカナたちがみんなソワソワしてきました。
そして、まだ子供かもと思っていたクレナイイトヒキベラの♀もこんなお腹に。。。どーやら、IOPの海で繁殖が始まったみたいですね~!!(^^)
なんてこっちが盛り上がってると、実は単なる食い過ぎで、ウ○コしたらお腹がペッタンコになっちゃった~なんてこともありがちではあるのですが。。。(^^;;
(2004-05 IOP -24m)

「今週の〇〇~!! 第637回 根拠レスな予感は覆る?(2019-09-26)」より
クレナイイトヒキベラ大瀬崎で(初)クレナイイトヒキベラの幼魚に出会えました。
同じ伊豆半島のIOPには時々現れるし、沖縄や柏島にもいるサカナだから、大瀬崎で出会えて不思議は無いのだけど、なんとなく大瀬崎では出会える気がしていませんでした。なぜだろう?学名がレグルスダイビング@八丈島の加藤さんへの献名だから、伊豆諸島・小笠原系列の匂いがしていたためかも?
いずれにせよ、個人的に思い入れのあるサカナなので、出会えてウレシイ!
そして何より、キルリラブルスのチビッコは可愛い!(^^
(2019-09 大瀬崎 -23m)

クレナイイトヒキベラ2019年の秋に大瀬で出会ったクレナイイトヒキベラは、翌年の3月にはここまで育ちました。その後、フラッシングするオスの姿も観察されてたそうですが、僕が追えたのはここまででした。
また会えるかな〜?(^^)
(2020-03 大瀬崎 -23m)

お勧め Watching Point

IOPでは-20m代のなだらかな斜面で会えました。沖縄にもいるから、多分南日本全般に広く分布しているのでしょう。

レア度

★★★★☆:なかなか出会えないと思います。ラッキー!