Izuzuki Diver

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フジエラミノウミウシ属の一種2

Trinchesia sp.2

解説

ミノウミウシの一種15白い体に先っちょだけがオレンジ色の触覚と口触手、微少なミノウミウシにはありがちなパターンなんですが、よく見ると体には白の濃淡で描かれたシブい模様があって、意外と個性的なのです。
こんな模様のウミウシ、その場で露出が確認できるデジカメじゃなかったら撮れないよ~!!
それにしても、デジカメになってから何度救われたことか。。。(^^;;
(2004-09 IOP(伊豆海洋公園) -23m)

本州のウミウシ(ラトルズ)にミノウミウシ亜目の仲間(AEOLIDINA sp.21)として載っています。

飛び立つ瞬間この日はナゼかデカいウミウシに出会った日でした。コイツなんか1cmもあったんですよー。ってコイツにとって1cmは破格のデカさだと思われます。
ちなみに、立ち上がってるのはフラッシュの光が気に食わなくて浮遊しようとしてるから。
(2007-05 IOP -34m)

ミノウミウシの仲間15大瀬崎でも出会うことができました。大きな個体です。シンプルで美しい体色は、大きい個体のほうが見栄えがしますね。(^^)
(2013-06 大瀬崎 -6m)

お勧め Watching Point

転石の裏に着いてるのを見かけることが多いですが、白昼堂々と海藻の上を歩いたりしてることもあります。水深もまちまちだし、規則性があまりないのがコイツの特徴かもしれません。

レア度

★★★★☆:なかなか出会えないと思います。ラッキー!