Izuzuki Diver

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ビシャモンエビ

Miropandalus hardingi

解説

ビシャモンエビビシャモンエビ(左)とムチカラマツエビ(右)が同じムチカラマツの上で同居してました。ハイッ、この急接近はヤラセです。どーなるかと思って、ムチカラマツエビをビシャモンエビに寄せてみました。がっ、ムチカラマツエビはビシャモンエビの裏側を足早に駆け抜けて行っただけでした。(笑)
(2005-10 IOP(伊豆海洋公園) -27m)

ビシャモンエビ写真を見てエビがいるのがわかりますか?即座にわかった人はダイバーで、しかも潜ったら下ばっかり見ているダイバーではないですか?
そして、ぱっと見て2匹いることに気づいたあなたは、かなりヤバイです。頭上をマンタが通ろうが、原子力潜水艦が通ろうが、お構いなしに数cmの生き物を眺めていることでしょう。
ムチカラマツというサンゴの一種についてるビシャモンエビですが、見事な擬態ですね、こんなに見事な擬態で、よく配偶者を見つけられるものです。それを見破るダイバーたちもすごい!でも、こーゆー擬態の見事な生物を見つけたときって、本当にキモチイイです。子供のころ、子供会主催の芋掘り大会で、特大のおいもを掘り当てたときの嬉しさです。なんてたとえはわかりにくいか。。。(^^;;
(大瀬崎 -15m)

ビシャモンエビ4初心者の頃にショボイ写真しか取れなかったキミシグレカクレエビがいると聞いて会いに行ってみました。目印のビシャモンエビ4匹のムチカラマツは見つかったのですが、本命は見つけられませんでした。orz
でも、これはこれで見ごたえありますね。
(2015-04 大瀬崎 -21m)

夜のビシャモンエビナイトダイビングで撮影しました。
夜のビシャモンエビは、身体が黒くなって黄色いラメが浮き出てきてキレイです。って解説をつけようと思いながら撮影してたのですが、、、そうでもないですね。おかしいな?
(2012-12 大瀬崎 -18m)

ムチカラマツエビやキミシグレカクレエビとはハサミが短いことで見分けられます。

お勧め Watching Point

分布は広そうですが、大瀬崎湾内のマンボウ前にあるムチカラマツの群生(群棲?)を探せば、見つかる可能性が高いと思います。

レア度

★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!