Izuzuki Diver

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アカシマシラヒゲエビ

Lysmata amboinensis

解説

アカシマシラヒゲエビずーっと、アカスジモエビという名前で親しまれてきたエビですが、どこからともなくアカシマシラヒゲエビの方が正式な名前のように聞こえてきたと思ったら、峰水さんのネイチャーガイド・海の甲殻類(文一総合出版)にはアカシマシラヒゲエビとなってました。これが正式な和名になったのか?もともとそーゆー名前のエビだったのか?わかりませんが、アカスジモエビの方が親しみやすい名前だったような・・・。
このエビはクリーナーとして有名なエビで、ウツボをクリーニングしてる写真がよく紹介されてたりします。実は以前家の水槽で飼ってたんですが、水槽の掃除をする為に水の中に手を入れると、岩陰からフリフリ踊りながら出てきて指をつんつんと掃除し始めます。思わず掃除の手を休めて、チクチク感を楽しんだりしてたために、水槽の掃除がなかなか進まなかったのを覚えてます。
南方系のエビだと思うんですが、たまに伊豆の海でも見掛けます。でも、伊豆のヤツは指を近づけてもあまり飛び乗ってきてくれません。そう言えば、フリフリ踊りもしてなかったような。。。たまたまなのか、、、水温が関係してるのか、、、水温が高くなったら、また行ってみよっと。。
(2023-02 大瀬崎 -16m)

アカシマシラヒゲエビのクリーニング「今週の〇〇~!! 第610回 ¥5,000コース(2018-09-13)」より
2018年秋の大瀬崎、前年にたくさん流れ着いたアカシマシラヒゲエビたちが、エステを開業していました。
どこのお店も結構繁盛していましたよ。
写真は、ホンソメワケベラのボディマッサージとオーラルケアのスペシャルコースです。¥5,000は取れそう。(^^;;
(2018-09 大瀬崎 -15m)

アカシマシラヒゲエビアカシマシラヒゲエビとウツボが一緒にいる構図は、図鑑でもよく登場する定番の組み合わせです。平和の象徴ですね。
(2021-08 大瀬崎 -15m)

アカシマシラヒゲエビトラウツボをクリーニングしている図です。エビが口元に近づいてくるとトラウツボは口を大きく開けてクリーニングをサポートしているように見えます。ただ、エビも身体を全部口の中に入れるようなことはしなくて、なるべく口の中に入れるのは脚だけにしようとしているように見えます。やっぱりそこまで信頼できないっすよね〜!
(2023-06 大瀬崎 -8m)

お勧め Watching Point

南の島全般&ときどき伊豆です。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!

特徴

体は琥珀色で背中が赤くて白いラインが入っています。長くて白い触覚が目立ちます。