Izuzuki Diver

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ハンドウイルカ

Tursiops truncatus

解説

ハンドウイルカ東京竹芝桟橋を夜中に出たすとれちあ丸は次の早朝に三宅島に接岸された。宿の方が迎えにきてくれ、三宅島の海岸線に沿って走る車の中から、お椀をかぶせたような島影が見えた。それが御蔵島である。僕らが御蔵島でドルフィンスイムをするときは、三宅島をベースにダイビングを楽しみながら、日程のうち半日を使って御蔵島に行く。今回(前回も)お世話になるのは雄星丸だ。

三宅島を出たボートは1時間ぐらいで御蔵島に到着した。船長はイルカを探すためにボート上に立てられたやぐらの上でワッチする。
「あそこにいるぞ!」
船長の指し示す方向を見るとイルカの背鰭が見えた!結構あっさり会えた。
船長はボートを操り、イルカに遠巻きに近づいて行く、するとイルカがボートに寄ってきてボートのバウにできる波に乗って遊び始めた。ボートはだんだんスピードを落とし、船長が合図する。
「いいぞ!」
船長の合図を待っていた僕たちはいっせいに飛び込んで、イルカがいた方向に泳ぎ出す。イルカの姿が見えたら即座に海底に向かってジャックナイフ潜降する。息を整えたりする暇はない。もし、イルカに「遊んであげてもいーよ」という気持ちがあれば、すぐそばにいるはずだ。

ちなみに上の写真は一緒に行った佐上さんが撮ったものです。
(1998-08 御蔵島 -1m Photo by Sagam)

お勧め Watching Point

御蔵島と小笠原で一緒に泳いだことがあります。