Izuzuki Diver

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ヘリシロウツボ

Gymnothorax albimarginatus

解説

ヘリシロウツボ「今週の〇〇~!! 第756回 要するに太いか細いか(2023-08-22)」より
この日の大瀬崎は、浅場の水温は30℃もあるので、どんだけ潜っても寒さを感じることはなく、いくらでも水中にいられるのですが、注意してないと唾を飲み込むのも大変なくらい喉が乾いてカピカピになります。
そんな記録的な高水温の中、ナイトで変わったウツボに出会いました。
アナゴやウミヘビ(サカナの方ね)のように砂地を徘徊して、時折砂に顔を突っ込んで餌を探していましたが、しつこく写真を撮ってたら、最後は頭から砂にダイブして潜って行ってしまいました。(@_@;)
ヘリシロウツボかシノビウツボだと思って魚類検索で両者の違いを見ると、肛門の位置の体高がヘリシロウツボは全長の3.3%〜3.8%で、シノビウツボは1.8%〜3.1%とか書いてあって、「そんなんわかるかー!」って思ってしまいますが、要するに太いか細いかの違いだとすれば、コイツはシノビウツボだろ!と思っていましたが、、、瀬能先生に伺ったらヘリシロウツボとのことでした。ハズレ!
(2023-08 大瀬崎 -7m)

ヘリシロウツボヘリシロウツボはヒレが発達しているそうです。確かにコイツもヒレは大きいですね〜。
ちなみに、ヘリシロウツボで検索するとクロエリウツボの写真がヒットすることが多いのですが、それは以前両者が混同された背景があるようです。メジャーな図鑑でもクロエリウツボがヘリシロウツボと紹介されていたし。
(2023-08 大瀬崎 -7m)

お勧め Watching Point

夜の砂地を徘徊していました。

レア度

★★★★☆:なかなか出会えないと思います。ラッキー!