Plectroglyphidodon altus
セダカスズメダイはIOPにたくさんいるし、夏になるとあちこちで卵を守ってる姿も見かけるんだけど、産卵してるところは初めて見ました。早朝に産むんじゃなかったのか~?サカナにも、「朝早いのはちょっと苦手~。」などとのたまうヤツがいるんだろうか?
もう10年以上前から緑色したサンゴの仲間(ミレポラコモンサンゴかな?)が付いてる岩があって、同じく10年以上前からセダカスズメダイが産卵場にしています。セダカスズメダイは代替わりしているのかもしれませんが、ずっと使われてる産卵場の部分だけ、丸くサンゴが切り取られたように見えるのは、きっとセダカスズメダイの仕業でしょう。器用ですね。
(2012-07 IOP -7m)
こんな全身黄色い個体には初めて出会いました。セダカスズメダイでイイのですよね??
不思議なのは、コイツがいる場所のすぐ近くに卵を守ってるデカい♂がいるのに、体が二回りも小さいコイツが畑を作っているように見えました。これは、継続観察したいなぁ。
(2012-07 IOP -7m)
波が当たる浅場が好みなようで、IOPでは結構見かけます。
★☆☆☆☆:伊豆で周年会える普通種です。
コイツは縄張りの中に海藻を育てる畑(?)を持っていて、岩影の家と畑の間を行ったり来たりしながら生活しています。IOPでは-10m近くまでいるのに、大瀬崎ではせいぜい-3mぐらいまでの浅場にいるのは、栽培種が違うのでしょうか。
(2014-09 大瀬崎 -1m)