Labracoglossa argentiventris
冬のブリマチ@IOPの入り口にあるミドリイシ付近に、あまり見かけないサカナが群れてた。魚屋に並びそうな色形してるけど、イワシにしては短いし、アジにしては肉厚すぎる。ボラかな?いや、質感が違うような。。。やっぱりサバか??ただでさえこの手の幼魚はわかりにくいのに、ちっとも近づかせてくれないから写真も撮れない。。。もーいーやと諦めてエギジット口に向かって泳いでたら、同じサカナが1匹だけキンメモドキの群に混じってた。どうやら傷ついて仲間とは一緒に泳げなくなり、しかたなく泳ぎが緩やかなキンメモドキの群に居候してる様子。とにかく撮影のチャンスだ!!ってことで、写真を撮ることができたわけだけど、やっぱり種類はよくわかんないや。
なんて言いながら、「謎の青サカナ」としてうっちゃってたんだけど、教えてくれる人がいました。タカベの幼魚なのだそうです。
僕の中でたくさんいる印象があるのは、白根@伊東や神子元です。
★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!
こないだIOPを潜ってたら、タカベの大群が八幡野方面に向かって泳いでた。タカベと言えば、神子元や伊東などの少し沖にあるボートポイントに行けばたくさんいるけど、ビーチポイントのIOPではそんなに群れてるサカナじゃないんで、いつ切れるともわからない大群は僕にとって新鮮でした。
実はこの群に出会う少し前、NHKの生き物地球紀行で富戸の海を紹介してて、その中でタカベの群が夕方一斉にねぐらの港を目指して移動するシーンが出ていたんだけど、僕らが出会ったのもまさにそんな場面だったのです。こんな小さな知識がフィッシュウォッチングをどんどん楽しくしてくれます。
(2017-07 大瀬崎 -11m)