Izuzuki Diver

伊豆のサカナ図鑑 > ニザダイ > アイゴ

アイゴ

Siganus fuscescens

解説

アイゴコイツは黄金の体にエメラルドグリーンの目を持ち、まるでインカの遺跡から出てきそうな色彩なんだけど、何故だかかなりジミ。ジミだからあまり気にしたことないけど、IOPでは何故か子供のアイゴを見た記憶がありません。お隣の富戸では、海底を覆い尽くすほどの群れになるとも聞きますが。。。
(2016-11 大瀬崎 -6m)

長崎あたりではアイゴの食害による「磯焼け」が深刻なようです。なんでも沿岸に沿って大群で移動し、浅場の海藻を食べ尽くしてしまうそうな。バッタみたいだなぁ。

愛護の幼魚大瀬崎ではコンスタントに幼魚にも会えます。
もちろん、カメラを向けるダイバーは皆無です。
(2006-11 大瀬崎 -8m)

縞模様の浮き出た個体この身体の模様を見ると、ナゼか僕の心はかき乱されて、何枚も写真を撮ってしまいました。何でだろう・・・・あっ、図鑑でしか見たことの無いオビトウカイスズメダイに似てるのね。(^^;;
(2007-08 大瀬崎 -7m)

縞模様の浮き出た個体2010年の秋、大瀬崎ではそこかしこでアイゴのチビッコが群れてる姿を見かけます。こりゃ伊豆でも沖縄名物スクガラスが作れそうだなぁなんて思いながら見てると、結構タカベのチビッコ等が混じっています。実はスクガラスにも「シラスのタコ」みたいな楽しい発見ってあるのかも。
(写真は2020年に撮ったものと入れ替えました)
(2020-09 大瀬崎 -1m)

アイゴのチビチビッコのときは金色の身体に青い斑紋があって、レアモノだったら多くのダイバーが並んで撮影するぐらいの美しさは持ち合わせていますが、他の魚の撮影の邪魔になるほどたくさんいるんじゃ、カメラを向ける気もそうそう起こりません。
(2010-12 大瀬崎 -7m)

お勧め Watching Point

浅場の岩礁でよく見かけます。

レア度

★☆☆☆☆:伊豆で周年会える普通種です。