Izuzuki Diver

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コウワンテグリ

Nosynchiropus ocellatus

解説

コウワンテグリ夏になるとIOPのオクリダシの入り江には、コウワンテグリがやってきます。口先をピコピコ伸ばして岩の表面をついばむ姿は、かなりラブリーなんですが、写真に撮ると、目付きの悪い魚になっちゃうのが残念。ちなみに背中が白いのは幼魚の証で、も少し成長するともっとグレーの地味な魚になっちゃうのです。
この時期のオクリダシには、コウワンテグリの子供をはじめ、ヤマドリの子供、ヒメテグリ(大人でもちっちゃい)、ミヤケテグリの子供など、ちっちゃいネズッポがたくさん見られました。そして、ダイバーの間では、それらの魚を見つけて違いを観察するのがブームとなってました。異様ですヨー。大の大人が砂利場の上で何人もうつ伏せに寝そべって寄り目してるんですから。。。(^^;;
(1999-12 IOP(伊豆海洋公園) -5m)

「今週の〇〇~!! 第16回 お菓子のようなコウワンテグリ(2000-10-13)」より
コウワンテグリygこのコウワンテグリ今年のIOPで僕にとっての初記録!!(^-^)/
口をチューチューしながらピコピコ泳ぐ姿は文句無しにかわいい。無事に大きくなって欲しいと思う反面、このままのカワイイ姿でいて欲しいとも思ってしまう。
去年大ブレークしたオクリダシのテグリ探しが、今年はヤマドリしか見つけられなくて、さみしい結果だったなぁと諦めていたところに、こんなチビの出現。。。も~、食べちゃいたいくらい。
(2000-10 IOP -5m)

コウワンテグリコウワンテグリは伊豆でもオトナと言ってイイサイズまで成長することも少なく無いし、稀に1匹2匹は越冬もするんだけど、♀に求愛するところまではなかなか行ってくれません。だから、ヒレを広げてるところを撮影する機会はなかなか無いのですが、このときはカメラの前で伸びをするようにヒレ全開に、、、なのに、、、あぁ痛恨の露出ミス。。。(-_-;;
それにしてもオトナになっちゃえばただのドジミなサカナだと思っていたコウワンテグリですが、背ビレの蛇の目模様はなかなかそそります。
(2007-11 IOP -5m)

コウワンテグリの♀伊豆でもたまにオトナになります。チビッコの可愛らしさと比べるとずいぶんキタナくなってしまいました。(^^;;ミヤケテグリも同様に大きくなるとキタナくなるんで、見慣れてないとあれ?どっちだっけ?ってなってしまいますが、胸鰭の模様だけは割と変わらないみたいなんで、そこを見れば見分けはつきそうです。
(2010-12 大瀬崎 -1m)

お勧め Watching Point

夏から冬に浅場の海底で会えます。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!