Izuzuki Diver

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アカネキンチャクダイ

Chaetodontoplus chrysocephalus

解説

アカネキンチャクダイ「今週の〇〇~!! 第119回 ヌシとの対面(2002-10-30)」より
2の根@IOPに10年ぐらい棲み付いているという噂のアカネキンチャクダイにやっと会うことができました。嬉しい~!
長生きしてるだけあって、お肌はどことなく張りがなく老成した感じが伺えます。また、尾ビレの真ん中あたりが黒くなってるのはキヘリキンチャクダイちっくですが、老成したことによる先祖返りか?なんて想像も膨らんでしまいます。(^^
僕もやっとヌシとの面会を許されましたので、これからもますますIOP通いを続けようと心に誓ったのでした。
(2003-11 IOP(伊豆海洋公園) -8m)

アカネキンチャクダイ「今週の〇〇~!! 第71回 意外なとこからやってくる(2001-11-13)」より
2の根@IOPに何年も前から棲みついてるアカネキンチャクダイがいるらしい。ず~と、見に行きたいと思っていたけど、2の根に行ったときはうっかり探すのを忘れてしまい、現在に至っています。だから、アカネキンチャクダイに逢うのは僕にとって念願でした。気合の入らない念願だけど。。。そんな念願は何も考えずに潜ってた岬の先端@大瀬崎で叶ってしまいました。幸せは意外なとこからやってくるって感じです。
キンチャクダイにかなり近い仲間だと思うんだけど、キンチャクダイのようにビクビクした性格とは正反対、ライトを当てても全く気にせずカメラの前でお食事中でした。

アカネキンチャクダイ(1/4)体の1/4だけシマシマがないアカネキンチャクダイがいました。
ひょっとして、アカネキンチャクダイとキンチャクダイのハイブリッドだったりするのかな?

アカネキンチャクダイブリマチにいたヤツです。デカいキンチャクダイの♂にドツかれてたから、♂なのかもしれませんね。2の根のヌシはキンチャクダイと一緒にいても違和感ありませんでしたが、コイツは全体的に緑色っぽくて、キンチャクダイとは違うなぁって印象を受けました。

(2004-09 IOP -10m)

アカネキンチャクダイ結構キヘリキンチャクダイ寄りの個体です。もうキヘリキンチャクダイと言っちゃっても良いのかしら?アカネキンチャクダイとキヘリキンチャクダイは境界が曖昧です。
同じハイブリッドでも、オトメニシキは変異の幅こそあれ、オトメベラともニシキベラとも明確に区別つくのに。。。F2(2代目)やF3(3代目)もいるんじゃ無いかとモーソーしてしまいます。

(2024-10 大瀬崎 -30m)

2013年3月に発刊された日本産魚類検索 全種の同定 第三版(東海大学出版会)では、「アカネキンチャクダイはキンチャクダイとキヘリキンチャクダイの交雑種であることが強く示唆されている」としながらも、無効種扱いにはなっていないようです。

お勧め Watching Point

伊豆ではポチポチ見られるようです。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!