Izuzuki Diver

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ニシキオオメワラスボ

Gunnellichthys curiosus

解説

ニシキオオメワラスボ細い体でふにゃふにゃ泳ぐ姿はオリジナリティー溢れすぎていて、ハゼって感じがしないのですが、分類上はハゼってことになっています。
ふにゃふにゃしながらもビミョーに逃げていくし、雑に迫ると砂に潜ってしまうし、AFだとピント迷うし、撮影はちょっと面倒臭いヤツなのです。
(2021-10 大瀬崎 -10m)

「今週の〇〇~!! 第20回 ふにゃふにゃ泳ぐニシキオオメワラスボ(2000-11-10)」より
ニシキオオメワラスボ2000年にIOPでスジクロユリハゼが見つかる前、大瀬や伊豆大島でスジクロユリハゼが見つかってるから、IOPにもいないかなぁ?と思ってブリマチ@IOPに行ってみたら、代わりにこんなのがいました。図鑑で見るとちと気持ち悪いヤツって感じだけど、実際に会ってみると体を屈伸して泳ぐふにゃふにゃ泳ぎはとってもコミカルでした。英名のネオンワームゴビーはかわいそうな名前だけど、かなり的を得た名前ともいえます。
(2000-11 IOP -40m)

ニシキオオメワラスボニシキオオメワラスボは突然現れて突然消えることが多いイメージです。それなりのサイズで着底して、着底してからの生存率が低いということでしょうか?謎です。
今回はいきなりペアで現れました。
オトメハゼと同じように、小さいうちからペアになって一緒に成長していくパターンでしょうか?そもそもどのくらいのサイズで成熟するのでしょうか?どんな風に卵を産むのでしょうか?謎です。
(2022-12 大瀬崎 -9m)

お勧め Watching Point

転石混じりの砂地で出逢いますが、伊豆では死滅回遊魚だと思います。

レア度

★★★★☆:なかなか出会えないと思います。ラッキー!

特徴

尾鰭付け根に点があることで、ダイダイオオメワラスボとは見分けられます。