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ヌノサラシ

Grammistes sexlineatus

解説

ヌノサラシyg「今週の〇〇~!! 第498回 ただのヘタっぴ(2013-08-15)」より
ヌノサラシは、伊豆半島にもボチボチ現れるサカナなのですが、僕にとっては会えそうでなかなか会えなかった相性の悪いサカナでした。が、2013年の夏にはIOPに数個体いたようでやっと会うことが出来ました。いた場所は交代で潜ってたバディが教えてくれたのですが、教えてもらっては見つけられず、改めて教えてもらっては見つけられずを繰り返して、3度目の正直ぐらいでやっと見つけられました。これって、相性が悪いんじゃなくて、見つけるのがヘタっぴなだけじゃん!!
(2013-08 IOP(伊豆海洋公園) -5m)

ヌノサラシの幼魚ヌノサラシは体表から毒を出すサカナとして有名ですが、この黄色と黒の模様は他のサカナに対しての警告の意味があるのかな?
人間が見れば「危険」を予感させる黄色と黒ですが、サカナに対しても有効なのかな?
岩陰でビクビクしてる暮らしぶりを見る限り、あまり効果はなさそうですが。。。
(2020-08 IOP -5m)

ヌノサラシ大瀬崎ではあまり見かけないヌノサラシだけど、突然中学生サイズのヤツが現れてビックリしました。コイツに出会う前の週、九州方面を大きな台風が通って、大瀬崎も相当うねりが入ったようですが、その台風が連れてきたのでしょうか?
そして、もう一つのビックリがその性格。僕が近づいても全く動じず、ゴロタの上に鎮座していました。やっぱり荒波を乗り越えると、メンタルも強くなるのでしょうね。
(2020-09 大瀬崎 -13m)

お勧め Watching Point

伊豆半島では基本的に死滅回遊魚です。岩陰を好むようです。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!