Epinephelus japonicus
「今週の〇〇~!! 第564回 ポチなホウセキハタ(2016-10-09)」より
雨降りの平日、ダイバーも少なく閑散とした大瀬崎で、ポチなホウセキハタに出会いました。ホウセキハタなんて珍しいなぁと思いながら近づいて見たら、向こうもダイバーが珍しかったらしく、何度もカメラをのぞき込んだり、僕の吐く泡に突進したり、僕の後を付いてきたり、ペットにできそうです。(笑)
(2016-09 大瀬崎 -12m)
とてもジミなハタに出会いました。
ぱっと見オオモンハタなんだけど、尾ビレの白い縁取りは無いし、柄もちょっと違うような。。。誰?
ってことで、瀬能先生に伺ったところ、「オオモンハタかホウセキハタかで迷いますが、トータルではホウセキハタに見えます。」とのコメントをいただきました。
尾ビレ後端が白くなく、斑紋が腹まで達していないことがオオモンハタの特徴と一致せず、一方、斑点がやや大きく輪郭が不明瞭なところはオオモンハタの特徴とのことです。また、水深的にもホウセキハタの成魚が棲むには浅すぎのようです。
ハイブリッドの可能性もゼロではないとも。。。
(2021-07 IOP -11m)
一見オオモンハタに見えるホウセキハタは、決してダイバーの間で話題に上がることはないけど、ちゃんと認識できた時は、「みんな気づいてないだろうけどオオモンハタじゃないんだぜ!」と鼻の穴が膨らみます。それがヲタクの心意気。www
(2023-06 大瀬崎 -23m)
2021年に学名が Epinephelus japonicus に変更になりました。
オオモンハタやアカハタもいる岩礁にいました。オオモンハタに比べて伊豆では極端に少ないみたい。
★★★★☆:なかなか出会えないと思います。ラッキー!
「今週の〇〇~!! 第381回 あまり見過ぎると一緒(2008-05-13)」より
ホウセキハタってサカナをネットで検索してみると、大瀬崎でも多く見かけるオオモンハタにそっくりなヤツで、見分けるポイントとしては、尾ビレの端っこが白くなってるか?なってないか?ってことになっています。で、2007年のハタ当たり年に、オオモンハタのちびっこを一斉チェックをしてみたら、尾ビレの端っこが白くないヤツが結構見つかりました。でも、ほとんど白くないけど、うっすらとビミョーに白いヤツなんかもいて、どちらとも言えないよーな未分類の写真ばかりが積み重なって来た頃、コイツに出会いました。
「なんだ~全然違うじゃん」
出会った時の印象なんですが、どこで見分けられるんだろう?と後で写真を見直しても、「なんか言葉にできる違いが無いな~」と、だんだん同じに見えて来るからタチが悪いのです。(笑)
(2008-05 大瀬崎 -9m)