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ホタテエソ
Pseudotrichonotus altivelis
解説
ホタテエソはエソという名前がついてるけど、実はエソ科の魚じゃないんです。確かに、良く見るとエソみたいに口裂きじゃないし、エソみたいに恐い顔してないし、エソみたいに寝そべってもいない。。。常に半身を起こした状態で周りを警戒しています。
ダイバーがホタテエソを見つけて近づくと、小さい背鰭をパタッ、パタッ、っと動かすんです。多分威嚇なんでしょうが、ダイバーには効きません。むしろ、威嚇した姿がかわいいので、ダイバーはさらに近づこうとします。そしてホタテエソの不快が頂点に達したとき、彼は瞬間移動するのでした。。。。
ぼくもホタテエソに瞬間移動されたことが何度かあって、それは、カメラの設定を変えようとしたり、バディに教えようとしたり、ホタテエソから目を離した一瞬のスキに行われます。指差した先に、何にもいないときはちょっと情けない気持ちになります。
(2004-08 IOP(伊豆海洋公園) -32m)
お勧め Watching Point
IOPの深場や大瀬崎の深場で見ましたが、伊豆以外で見たことないです。
レア度
★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!
特徴
他のエソにはない鮮やかな体色で見分けられます。また、背ビレをピコピコさせる動きとか、腹ビレで身体を支えるポーズは、他のエソはやらないです。少し深めの生息環境も参考になります。
ホタテエソはエソという名前がついてるけど、実はエソ科の魚じゃないんです。確かに、良く見るとエソみたいに口裂きじゃないし、エソみたいに恐い顔してないし、エソみたいに寝そべってもいない。。。常に半身を起こした状態で周りを警戒しています。
ダイバーがホタテエソを見つけて近づくと、小さい背鰭をパタッ、パタッ、っと動かすんです。多分威嚇なんでしょうが、ダイバーには効きません。むしろ、威嚇した姿がかわいいので、ダイバーはさらに近づこうとします。そしてホタテエソの不快が頂点に達したとき、彼は瞬間移動するのでした。。。。
ぼくもホタテエソに瞬間移動されたことが何度かあって、それは、カメラの設定を変えようとしたり、バディに教えようとしたり、ホタテエソから目を離した一瞬のスキに行われます。指差した先に、何にもいないときはちょっと情けない気持ちになります。
(2004-08 IOP(伊豆海洋公園) -32m)