Iniistius pavo
Randall, J.E. and J.L.Earle (2002)により、テンスモドキ属はXyrichtysからIniistiusに変更されたそうです。
昔はよくテンスの幼魚と混同されていました。テンスとは立ててる旗が違うのです。それにしても、砂だまりに漂うゴミに擬態してるのはわかるんだけど、何で旗を立てる必要があるのかな?旗が立ってる方が、よりサカナっぽさが無くなるのかな?
(2022-10 大瀬崎 -8m)
クリーム色バージョンのちょっと大きめの個体でした。
眼状班になりそうな模様が、うっすらと背ビレに出始めているように見えますが、考えてみれば眼状班って、幼魚のうちにあって成長するにつれて消えていくサカナは多いけど、成長すると出てくるサカナはあまり無い気がします。
ずっと下向いて泳いでいて、潜る気満々やな〜!
(2022-09 大瀬崎 -13m)
秋になると砂地のあちこちで見かけます。
★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!
幼魚は先の太い旗を立ててるのが特徴です。Theテンスの幼魚の旗は、もっとシュッとしているのです。成魚では、口角の後方にスジが入っていないことでテンスと見分けられます。
少し大きめの幼魚です。
このサカナの名前の由来は、肩(?)にある黒い点(ホシ)なのかな?幼魚を見てると他の特徴が強すぎて、「なんでホシ?」と思ってしまいがちですが、オトナになると背ビレの旗も短くなって、肩のホシ以外は普通のテンスと同じシルエットになってしまうようです。・・・と思ったら、Theテンスにも肩にホシの付いてるヤツがいるみたいで、ますますわからなくなってきました。
(2021-10 大瀬崎 -20m)