Izuzuki Diver

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ヒメニセモチノウオ

Pseudocheilinus evanidus

解説

ヒメニセモチノウオのオス2021年の先端@大瀬崎では、ヒメニセモチノウオが大量に越冬したようで、数カ所でハレムになっていました。まぁ、当然「産卵狙えるかな?」と考えるワケですが、求愛行動を目撃した程度で、11月にはお腹の大きなメスも見つけられなくなってしまいました。16:00最終エギジットまでに見るのはキツイかなー?
ちなみに、写真の個体は夕方に縄張りを巡回していたオスです。肉眼ではもっと白っぽく見えたのですが、婚姻色かも。
(2021-10 大瀬崎 -15m)

ヒメニセモチオウオ「今週の〇〇~!! 第176回 やや幻(2004-01-07)」より
IOPでコイツに会ったのは多分2回目なんだけど、前回出会ったときはビデオを向けたけど何故かファインダーにボンヤリとしか写らなくて、動揺した僕がビデオをゴンゴン叩いたらピュッと隠れて2度と出てきませんでした。結局ビデオの不調はクローズアップレンズが水没しただけ(今では慣れっこ)だったんですが、なんと間の悪いこと。。。
で、やっと再会が叶った今回は何とか画像を残せたんだけど、コイツもストロボの光にビビって隠れてからは、2度と出てきませんでした。今回も。。。
と言うわけで、僕にとってはやや幻なヤツなんです。撮れて嬉しいけど、もっとじっくり眺めたい。
(2003-12 IOP -22m)

ヒメニセモチオウオ「今週の〇〇~!! 第551回 臆病な意地悪顔(2015-11-28)」より
数年前にデルタスズメダイの写真の端っこに写ってたのを除くと、ちゃんと出会ってちゃんと写真を撮るのは12年ぶりのヒメニセモチノウオ。小さくて臆病者なのに顔が意地悪そうなのが、かえって可愛いのです。
(2015-11 大瀬崎 -16m)

ヒメニセモチオウオいろいろ越冬中の2021年、ヒメニセモチノウオも自分の中での最大サイズ記録を絶賛更新中です。
海藻でよくわからないけど、きっとここはハレムになっているに違いない!(モーソー)
(2021-03 大瀬崎 -16m)

お腹の大きなヒメニセモチオウオのメス2021年に繁殖していたと思われる、お腹ぽっちゃりなメスです。
(2021-10 大瀬崎 -14m)

ヒメニセモチオウオ2024年もニセヒメモチノウオのハーレムが形成されていて、お腹の大きなメスを数匹囲ったオスが巡回していました。
ヒメニセモチノウオの産卵は夕方遅めの時間と言われていますが、間違って午後早い時間に散乱しないかなー?とモーソーして、しばらく張り付いてみました。が、オスは巡回はするものの、まだ食事の方が主体のようでした。
(2024-08 大瀬崎 -7m)

お勧め Watching Point

いかにもベラが好きそうな岩場の斜面にいました。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!

特徴

口元から目の下にかけて白いラインがあるのが目立ちます。