Izuzuki Diver

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ナガヒゲイバラウミウシ

Okenia pilosa

解説

オケニア・ピロサわかりにくいウミウシです。この姿を図鑑やネットで見ていなかったら、絶対気付けなかったと思います。しかし、このわかりにくさこそがウミウシウォッチャーにとっては勲章なのです。おたくぅ!!(笑)
(2006-05 IOP(伊豆海洋公園) -10m)

オケニア・ピロサ正面から撮ってみるとさらにわかりにくいですね。柄もエサのコケムシとコーディネートされています。
(2005-05 IOP -5m)

オケニア・ピロサの卵このわかりにくいウミウシは、卵もわかりにくいです。
藁で作ったこーゆー座布団ありましたよね。
(2005-07 IOP -5m)

金色の個体ゴージャスな金色バージョンに初めて出会うことができました。いやっ、これが金色に見えるか茶色にしか見えないかは、見る人の気持ちひとつなのですが。。。
(2007-05 大瀬崎 -6m)

アントクメにいた個体夏になってガビガビになったアントクメに白いコケムシが生えていました。よく見るとわかりにくいウミウシが、、、今までであったことの無いヒメイバラウミウシだろか?と期待が膨らみましたが、家に帰って写真を見比べてもオケニア・ピロサ?違いが見出せません。石の下とアントクメの上じゃ水流のあたり方とか光の当たり方とか、環境的には別世界なんじゃないかと思うんだけど、両方から同じ種類のウミウシが見出されるってのはちょっと解せませんナ。
(2007-08 IOP -7m)

日本のウミウシ (ネイチャーガイド)でトノイバラウミウシの和名が提唱されましたが、新版 ウミウシ: 特徴がひと目でわかる図解付き (ネイチャーウォッチングガイドブック)ではナガヒゲイバラウミウシとなっています。

お勧め Watching Point

石をめくった裏の白いコケムシ上によくいます。

レア度

★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!