Izuzuki Diver

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ヒメイカ

Idiosepius paradoxus

解説

ヒメイカヒメイカは、大人になっても体長2~3cmほどの小さなイカです。実は写真のイカが本当にヒメイカなのか分かりませんが、見つけた場所がホンダワラの林の中なので、多分ヒメイカでしょう。彼らは普段、海藻の裏側などに張りついているらしいんですが、この日の海は少々波が荒れてたせいか、ふらふらと泳いでました。
上の写真は、相手もふらふらこっちもふらふらしてる中、無理矢理追いすがって撮った写真なんですが、このような小さな生物を追いかけてるときは、回りの様子にも注意を払ってあげましょうね。目の前でかわいい生き物が、横からスーっと来たベラにパクっとやられるところを見ちゃうと、寝つきが悪いっす。(経験者談m(__)m)
(1999-07 IOP(伊豆海洋公園) -6m)

ヒメイカ(捕食)今年(2000年)は、大瀬崎のガイドさんにヒメイカの探し方を教わったおかげで、春の湾内にはたくさんヒメイカががいることを知りました。ヤツラはちっちゃいくせに、色をめまぐるしく変えながら、腕を振り上げて威嚇してきます。写真のヒメイカはエビを捕まえてますが、絶対に放さないゾというオーラが出まくってて、結構迫力ありました。
当たり前だけど、立派な野生の生き物なんですねぇ。

ヒメイカヒメイカって春から初夏ってイメージがあったのですが、秋を迎えてガビガビになったアントクメの裏に、やたらとデカいヒメイカが着いてました。色素の粒が大きくて鮮やかになるんですね~。遠目には茶色ですけど。。。(^^;;
(2004-09 IOP -10m)

「今週の〇〇~!! 第543回 フニフニするだけでしたが(2015-07-26)」より
アマモのヒメイカ話題のヒラツノモエビに会うためアマモのところに行ったら、ヒメイカがわんさかやってきて卵の傍でフニフニと怪しげな動きをしていました。産卵しないかな?と思ってそのまま見ていても、何も起こらないままどこかに行ってしまったのですが、こんなにヒメイカが集まってくるなんて、尋常じゃないです。今後の楽しみを見つけました。(^^)
(2015-07 大瀬崎 -7m)

お勧め Watching Point

伊豆ではどこにでもいそうですね。

レア度

★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!