Izuzuki Diver

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コケウツボ

Enchelycore lichenosa

解説

コケウツボ口元がニヒルにゆがんで歯を隠すことができないので顔つきが恐ろしいのですが、性格は別に凶暴ってワケじゃありません。かと言って特に温厚ってワケでもありませんが。。。
(2007-11 大瀬崎 -7m)

コケウツボ夏も終わりを告げたIOPで、いつものように減圧をかねてオクリダシの入り江の散策してると、岩の割れ目から小さなコケウツボが顔を出していた。「かわい~」と思って顔を近づけたら、いきなり大口を開いて威嚇されてしまった。コケウツボはフツーのウツボに比べて口が細長いのが特徴だけど、ここまで開くものなのかぁ~ !!120度は開いてるぞ~!!きっと、ものすごく怖かったんだね。。。(^-^;;
(2000-09 IOP -5m)

口の中でVサイン「今週の〇〇~!! 第454回 お口の中でVサイン(2012-01-20)」より
いつもお世話になってるダイビングサービス・シーキングにオーストラリア土産のScuba Diverなるダイビング雑誌が置いてあったのですが、この内容がスゴイ!!自分の倍以上あるホオジロザメと一緒に泳ぐスキンダイバーの写真とか、ワニを銛で突いてるダイバーの写真とか、「ガッ」っと開いたワニの口の中の写真(撮った人はどうなったの?)とか、呆れる写真の数々が掲載されていました。そんな中、ページ一面をオレンジに染めるカクレクマノミの顔アップ写真が掲載されていてちょっとホッとします。と思っていたら、、、よく見るとカクレクマノミの口の中からタイノエのような寄生虫がこちらを見ています。ゾー。ってことで、真似してみました。コケウツボの口の中で誰かがVサインしています。(写真を拡大して見てください)ゾー。
(2012-01 大瀬崎 -15m)

コケウツボとアカシマシラヒゲエビ「今週の〇〇~!! 第603回 オレのエビに手を出すな!(2018-06-09)」より
去年大瀬崎にたくさん流れてきたアカシマシラヒゲエビが、結構越冬したようです。この場所ではペアになってコケウツボと一緒に暮らしていました。
僕は最近指のささくれが気になるので、エビにクリーニングしてもらおうと手を出そうとしたら、ウツボがシャーと反応してきて怖かった。(^^;;
エビにクリーニンをねだりに来たサカナを横から襲うのが、このウツボのビジネスモデルなのか???(^^;;
(2018-06 大瀬崎 -6m)

お勧め Watching Point

伊豆にはフツーにいますが、ノーマルウツボに比べたら少ないかな?

レア度

★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!