Izuzuki Diver

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テッポウイシモチ

Ostorhinchus kiensis

解説

テッポウイシモチ僕がテッポウイシモチに初めて出会ったときのは、湾内@大瀬崎でした。ムラサキハナギンチャクの周りに群れてる写真を何回か目にしたことがあったんで、このサカナにはそーゆーイメージを持っていたのですが、このとき僕が目にしたのは1匹だけでした。それでも初めての出会いで嬉しかったんで、海から上がってはごろもマリンサービスガイドの井上くんと常連Kさんに「1匹だったけど、テッポウイシモチに初めて会えましたよ~!!(^^)」と報告したら、「えっ?深場に群れてますよ。」とか「そーそー、キレイなんだよねぇ、群れてると。」とか「えっ、群れてなかったの?そー言えば、Vinちゃんにとってはサギフエも群れないんだっけ?(^o^)」などと言われ、また新たな殺意が沸き上がったのでした。(笑)
(2007-08 大瀬崎 -30m)

テッポウイシモチ 「今週の〇〇~!! 第186回 IOPではナカナカ会えない大瀬崎の旬な生き物たち!(2004-03-23)」より
僕が今まで出会ったことのあるテッポウイシモチの群は、最高で2匹(群とは呼ばんカナ?)でしたが、この日は数十匹の群に出会うことができました。
嬉しかったので友人に話したら、「群れてないテッポウイシモチに会う方が難しいゾ」だって!! シドイ~!!
(2004-03 大瀬崎 -18m)

口内保育するテッポウイシモチテッポウイシモチには10年以上出会ってないような気がするし、そんなサカナの存在を忘れかけてた2022年の秋、いきなり数匹現れて口内保育中までしてたと、H氏から聞いてビックリ!思わず会いに行ってしまいました。
テンジクダイの仲間の繁殖期は夏のイメージが強かったけど、こんな時期に繁殖しているんですね〜!もともとそーゆーサカナなのか、死滅回遊魚特有のズレなのか、 どっちだろ?
(2022-11 大瀬崎 -18m)

テッポウイシモチyg幼魚です。
幼魚も年によってたくさん現れたり、全然見かけなかったり、ムラがあるのが不思議なサカナです。
12月にこのサイズってことは、やっぱり他のテンジクダイに比べて繁殖期は遅そうですね。
(2023-12 大瀬崎 -16m)

お勧め Watching Point

湾内@大瀬崎の深場に生えるムラサキハナギンチャクとかスナイソギンチャクの周りに群れるイメージですが、ケーソンに着いてたりもします。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!