Izuzuki Diver

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ミスジテンジクダイ

Ostorhinchus taeniophorus

解説

ミスジテンジクダイ友人のH氏はイシモチが好きらしい。でも、ジミでわかりにくいイシモチは、あまりダイバーに人気がありません。
この日もエギジット口に向かっているとき、友人Hが一匹のイシモチを指差して騒いでいた。「なに?」って顔してる僕を見て、「尾ビレの付け根に点がない」とスレートに書いて教えてくれた。オオスジ、コスジとは違うらしい。。。でも僕は、最近までマジマ・クロ・イシモチをマジ・マックロ・イシモチだと思い込んでいたようなヤツなので、OK、OKとサインを出してエギジットしてしまったのでした。
後で聞くと、ミナミフトスジイシモチという死滅回遊魚らしい。ふーん。。。
翌週、オクリダシ@IOPで岩の下を覗きこんだら、いました。点がないイシモチ。。。
良く見ると地の色が金色でキレイじゃないか!!
しかも、伊豆で良く見るオオスジコスジ達に比べてお腹が出てズンドコした体型がカワイイ!!
少しH氏の気持ちが理解できたかも。。。
(2002-10 IOP(伊豆海洋公園) -5m)

ミスジイシモチ2020年に熱かった大瀬崎の水深1mで、ミスジテンジクダイが5匹ほど固まって暮らしていました。
これは、、、越冬→産卵→口内保育しちゃいそう。あわよくば産卵シーンも見れたりして?
・・・などとモーソーを抱いたからいけないのでしょうか?
2週間後に訪れたら1匹になってました。(ちーん)
(2020-10 大瀬崎 -1m)

お勧め Watching Point

秋、浅場の亀裂やロープの下で会えるかも。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!