Izuzuki Diver

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ニセカンランハギ

Acanthurus dussumieri

解説

ニセカンランハギコイツは以前から夏から冬にかけてほぼ毎年伊豆の海で逢える、死滅回遊魚の定番中の定番でしたが、意外とオトナのサイズにまで大きくなるヤツは少なかったりしました。それが、2022年には尾ビレが湾入するまでに育ってしまいました。(^^;
すこぶる南国チックですが、数が多すぎるせいか人気のほうは今いつのようです。
(2022-09 大瀬崎 -5m)

「今週の〇〇~!! 第470回 模様・・・じゃなかった!!(2011-12-25)」より
ニセカンランハギ去年クロモンツキっぽいニザダイの仲間に出会ってから、ニセカンランハギのチビッコをよーく観察したいと思っていたのですが、意外に探すといないもので、なかなか機会に恵まれませんでした。でもやっと、体長3cmのチビッコのニセカンランハギに出会いました。コイツを見ながら「ホントにニセカンランハギでイイのかな?ヒレが縞々なのはニセカンランハギの特徴だっけ?」などと考えるていると、だんだん自信がなくなってきます。しかも、胸ビレのあたりに何やら見慣れない模様が見えた時、疑惑は確信に変わりました。「コイツは只者じゃない!」そこで、慌てて写真に収めて家で確認してみると・・・胸ビレ周りの模様は寄生虫・・・でした。(==;;)
それにしてもこの寄生虫、見た目はタカノハジラミと同じ形だけど、大きさはかなり小さい。サカナの大きさに合わせてこの先大きくなるのかなぁ。。。
(2012-08 大瀬崎 -3m)

ニセカンランハギシングルCDサイズのチビッコです。背ビレのシマシマは10円玉サイズでも現れるけど、体側の虫食い模様は成長につれて少しずつ浮き上がってくるようです。
(2019-07 大瀬崎 -3m)

ニセカンランハギの若魚ニセカンランハギの若魚です。このくらいのステージになると尾柄の白い棘がはっきりしているので、種類を迷う必要はありません。(^^)
(2023-09 大瀬崎 -6m)

お勧め Watching Point

伊豆各所で会えますが、IOPよりは大瀬崎の方が多いような。。。

レア度

★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!