Izuzuki Diver

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サザナミヤッコ

Pomacanthus semicirculatus

解説

サザナミヤッコygサザナミ模様が可愛いサザナミヤッコは、秋の伊豆で出会うことができます。IOPでは何故かオクリダシの同じ亀裂にいることが多いです。面白いですね。
サザナミヤッコは子供の模様と大人の模様が全然違うことで有名ですが、大人達の縄張り争いの対象にならないように別のサカナのような模様になっているのだとか。。。また、僕は以前サザナミヤッコの子供を5年ほど飼ってたことがあるんですが、大人の模様が出かかっては消えを繰り返して、結局5年間サザナミ模様のままでした。大人の模様になるためには、何らかの外的な要因が必要なのかもしれませんね。
(2001-10 IOP(伊豆海洋公園) -5m)

サザナミヤッコ上の写真のサザナミヤッコは2ヶ月程たった後もまだまだ健在です。結構成長が速いですね。こんなに成長すると、何とか越冬できないだろうかと淡い期待を持っちゃいますが、まだまだ冬はこれからなんですよね。

サザナミヤッコ原色が華やかな海水魚の中にあって、おとなのサザナミヤッコの色彩は一見地味ですが、よくよく見るとなかなか趣のある色彩で、僕の好きな魚の一つです。
ちなみに、写真は沖縄の慶良間で撮影しました。大人のサザナミヤッコが伊豆で見られることはほとんどないと思われます。
(慶良間にて)

お勧め Watching Point

南の海ではそれほど珍しくないです。幼魚は秋のオクリダシ@IOPで見られる可能性大です。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!