Izuzuki Diver

伊豆のサカナ図鑑 > カサゴ・カジカ > オビアナハゼ

オビアナハゼ

Pseudoblennius zonostigma

解説

オビアナハゼダイバーの人気はイマイチのオビアナハゼですが、カイメンに産卵する行動が比較的観察しやすいので、一部のダイバーにはカメラを向けてもらえるようになってきました。それ以外でこのサカナを撮ってるダイバーは見たことありませんが。。。
(2016-11 大瀬崎 -6m)

オビアナハゼygアナハゼというと、よく他のサカナをくわえて泳いでたりするもんだから凶悪なイメージがあるけど、春になると現れる子供たちはどーしてこんなに可愛いのでしょう。。。って、思ってるのは僕だけ?
(2003-06 大瀬崎 -3m)

交尾中?のオビアナハゼアナハゼの仲間は交尾をしてメスの体内で受精した卵を産みます。
交尾をするってことは、オスにはサカナのくせに立派なチ○ポがあるわけなんですが、その求愛が凄かった。
いやがる(?)メスの上にオスがのしかかったとおもったら、何と普段は2~3cm程の♂のチ○ポがビョーンと10cm程に伸び、♀の交接器を探すようにモゾモゾと♀の腹をまさぐるんです。寒~!!<(>o<)>
この写真じゃ全然わからないけど、反対側が撮れちゃってたら、間違いなく18禁映像になった事でしょう。(^^;;

魚を咥えたオビアナハゼせっかく捕らえたエサを僕に取られると思ったのでしょうか?サカナを咥えたままどんどん逃げてゆきました。
時期は1月、お腹に卵がいるんだったらたくさん食べて栄養つけなきゃね。
(2006-01 大瀬崎 -7m)

狙いを定めるオビアナハゼ「今週の〇〇~!! 第280回 やみくも(2006-01-24)」より
お腹を空かしたオビアナハゼがいました。アナハゼの狩りは、獲物の上から間合いを計って、瞬発力で仕留める原始的な方法です。それを白昼堂々とやるものだから、目立つしバレバレです。普段はカサゴの鼻先をヨユーでフラフラしてるソラスズメも、ダッシュで逃げて行きます。そんなやみくもに突っ込むんじゃなくて、もっと落ち着いて狙わないとうまく行くわけ無いんじゃない?とか思いながら見物してたのですが、案外獲れちゃうから驚きます。
(2006-01 大瀬崎 -4m)

オビアナハゼの卵オビアナハゼはカイメンに卵を産み付けます。冬にザラカイメンを覗いたら卵がぎっしりでした。口が細くなってるカイメンが好まれるみたい。
(2006-01 大瀬崎 -7m)

オビアナハゼ前の週から急に水温が下がった週末、久しぶりにオビアナハゼに出会いました。最近見かけなかったけど、どこかにいたんですね〜。ザラカイメンに卵を産みに来たんだと思いますが、ごめんねー、ザラカイメンも無いんですよ〜。
(2022-12 大瀬崎 -16m)

お勧め Watching Point

年魚なのかどーかは知らないけど、秋に交尾、冬に産卵、春に子供たちってサイクルかな?伊豆ではフツー種でしたが。。。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!