Izuzuki Diver

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スケロクウミタケハゼ

Pleurosicya boldinghi

解説

スケロクウミタケハゼ「こいつの写真はよく見かけるけど、ただの白いハゼじゃん?」と思ってました。一眼レフを水中に持ち込むまで。。。
でもじっくり見ると、淡いピンクの半透明な体と銀色のおなかと緑色の目を持つ美しい魚で、写真栄えのするヤツなんですね。なんと言っても、こいつがいる場所がいい!!ピンク色のトサカの幹なので、あがってきた写真はすっきりしてて、それでいて華やかな印象があります。
ところで、このスケロクウミタケハゼが棲むピンク色のトサカですが、どれも結構立派なサイズ(1m以上)なような気がしますが、なぜなんでしょう???中途半端なサイズは見たことないような。。。いずれにせよ、トサカってのは簡単に折れちゃいそうな柔らかい体ですんで、折らないように気をつけなくちゃいけないですね(自戒)。そいやこのトサカ、ダイバーが多く通るとこには生えてないなー。
(1999-01 IOP -18m)

スケロクウミタケハゼ(卵保護?)以前ネットでスケロクウミタケハゼの産卵と卵保護の様子が書かれていたのを思い出して、トサカの根元をチェックしてみたら、茶色くなった部分の横に鎮座するスケロクくんがいました。この茶色い部分に卵があるはずなんだけど。。。と目を凝らしてみましたが、目が痛くなっただけで見えませんでした。(^^;;

赤いスケロクウミタケハゼ自分、いずずきダイバーになって29年になりますが、スケロクウミタケハゼが赤いトサカにも着くってことを初めて知りました。(^^;)
そして、赤いトサカには赤いスケロクウミタケハゼ着くんですね〜。なかなか素敵な被写体です。(^^)
(2022-10 大瀬崎 -8m)

お勧め Watching Point

ピンク色のトサカの幹(?)を丹念に探すと結構見つかります。秋が多いかな?

レア度

★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!