Izuzuki Diver

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ツユベラ

Coris gaimard

解説

ツユベラこのサカナはIOPに流れてくる死滅回遊魚の代表格で、よく目立つカワイイ姿は毎年多くのダイバーを楽しませてくれます。ただ、死滅回遊魚ってのは、水温が下がってくると元気がなくなって死んで行くのが宿命なのです。それでもツユベラは、水温が上がり始める頃まではねばることが多いんだけど、結局越冬できたのは見た事がありません。
(2002-10 IOP(伊豆海洋公園) -13m)

ツユベラ2001年1月下旬ののIOPは、一度15℃まで下がった水温が17℃まで上がったんです。ツユベラも少しは元気になってるかな?と思ったら、予想よりはるかに元気に泳ぎ回ってました。元気すぎて写真が撮れないくらい。。。(^_^;)
この調子で、今年こそ越冬して欲しいですね。

越冬したツユベラ2005年の冬は水温が低い時期が短かったためでしょう、ツユベラとかカンムリベラが越冬してました。ツユベラが越冬したのは、今まで記憶に無いぞ!!オトナになるかな?(^^
(2005-06 IOP -5m)

「今週の〇〇~!! 第273回 熟練(2005-12-06)」より
2回目の冬を迎えるツユベラ昨シーズン越冬したツユベラのチビがすくすくと育っています。いやっ、もうチビなどとは呼べないデカさですね。さすがに、カメラを向けるダイバーはもう多くはありませんが、ダイバー銀座のオクリダシ@IOPで1年以上暮らしてるだけあって、ダイバーとの距離のとりかたは熟練の域に達しています。(笑)
2回目の冬も乗り越えられるでしょうか?
(2005-12 IOP -5m)

ツユベラygオクリダシ@IOPで出会ったチビッコです。このくらいのサイズが一番色が鮮やかでカワイイので、いつまでもにやにやしながら眺めてしまいます。
はたから見れば、ちょっと危ないおじさんですね?(汗)
(2018-07 IOP -5m)

お勧め Watching Point

IOPにはだいたい毎年流れてきます。水深5~10mぐらいにいることが多いです。

レア度

★★☆☆☆:季節や環境を選べば出会える可能性大!