Izuzuki Diver

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ヒラマサ

Seriola aureovittata

解説

ヒラマサヒラマサとブリは良く似てます。
違いは口元の形とか、胸ビレと腹ビレの長さの比率とかって言われてますけど、「砂地で寝そべってるワケじゃあるまいし、そんなん水中でわかるか~!!」って感じですよね。だから僕は、ずんぐりしてて5匹以上の群れだったら概ねブリ、ほっそりしててダラダラと5匹以下で集ってるのは概ねヒラマサと、かなりテキトーな判別方法を採用していました。(笑)
でも、この日はやたらと人懐っこい(?)ヤツに出会いました。写真を撮ったら一度離れるんだけど、また興味ありげに戻ってきて写真を撮らせてくれました。 で、コイツはブリかヒラマサか?どちらでしょう?識別点に当てはめてみると、、、
[識別点1] 口の角の骨が丸いのがヒラマサ、角ばってるのがブリ→丸く見えるけど、ネットでブリの画像を見るとこのくらいの丸さは許容範囲?
[識別点2] 小顔ならヒラマサ、デカ顔ならブリ→小顔と言えば小顔?
[識別点3] センターの黄色い線と胸ビレがくっ付いていればヒラマサ、離れていればブリ→角度によってどっちにも見える。。。
[識別点4] 腹ビレが胸ビレより後方に伸びればヒラマサ、同じぐらいならブリ→真横からのヒレ全開カットが撮れなかったので不明。。。
ってことで、なんとなくヒラマサ?・・・のような? モヤモヤです。
わかってる人から見れば、顔が違うの一言で片付く話なのでしょうね。
(2015-05 大瀬崎 -5m)

ヒラマサの顔メインカットの個体の顔をアップで撮ってみました。やっぱり、ブリの顔に比べて、眼とエラ蓋の距離が短くて何となく小顔??
(2015-05 大瀬崎 -5m)

ヒラマサ2013年夏のIOPでカケアガリあたりに住み着いてたヒラマサの若魚。ヒラマサって回遊魚だと思うんだけど、ナゼか根魚のように岩をつついていました。近づいて行ったら、面倒くさそうにあくびかまして去って行ったのですが、この動きって回遊魚のイメージじゃ無いんですけど、中に人が入ってるんじゃない??
(2013-08 IOP -7m)

2015年4月に学名が見直されたようです。

お勧め Watching Point

一年中見かけますが、夏から秋が多いような。。。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!