Izuzuki Diver

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ギンガメアジ

Caranx sexfasciatus

解説

ギンガメアジ水中景観100選のようなものがあったら、ギンガメアジの大きな群れは間違いなく入ると思います。濃密な群れがトルネードを巻いてる姿は、(写真でしか見たことないですが)かなりのインパクトがあります。でも、ギンガメアジ1匹がどんな姿なのかは、ほとんどパラパラの群れでしか会うことのない伊豆ダイバーのほうが、ひょっとしたら詳しいかもしれません。
(2010-09 大瀬崎 -7m)

「今週の〇〇~!! 第208回 プチ渦(2004-08-23)」より
イトヒキアジ今年は伊豆半島の沿岸に黒潮の支流が入ってくることが多いですね。僕は黒潮が入ってくれば青くてキレイで暖かい水に覆われて、ひたすら極楽なダイビングが楽しめるんじゃないかと想像してたんですが、そう単純には行かないようでした。確かに表面の水は暖かいのですが、少し深度を落とせば冷たい水が健在で、IOPなどはむしろ、黒潮の流れが深場の水を引っ張り上げてる気さえします。そして、なまじ表面が暖かいだけに、大きな水温差が複雑な流れを作って、なかなかハードな海になったりしてくれます。
ヘンな海だなぁ。
大瀬崎では水面がなま暖かくなっていて、その暖かさに誘われたのか、足が付くようなところでギンガメアジとカスミアジがプチ渦を巻いてました。
ヘンな光景だなぁ。

お勧め Watching Point

伊豆では死滅回遊魚の季節に数匹の群れで泳ぎまわってる姿を見かけます。稀に伊豆でも渦巻くようですが。。。

レア度

★★★☆☆:出会えるとちょっと嬉しい!